ナガイモとゴボウのグラタンナガイモとゴボウ

4月中旬頃、ここ洞爺湖町成香地区の畑で見られるのが、ナガイモとゴボウの春掘り作業。
秋の収穫の際、一部を残して土の中で越冬させ、春に掘る。
土の中で厳しい寒さに耐えたナガイモは甘みが増し、水分も抜けて粘り気も強い。
寒さ残る年には冷たい土に手をかじかませ、雪解け水でぬかるむ畑に足を取られ…年によっては過酷な作業だ。
例年より暖かい今春は、少し気持ちよく作業できるかもしれない。

野菜の旬を捉えた農家の生産努力に感謝しながら、ナガイモとゴボウのグラタンを作ってみた。
ナガイモは表面を火であぶってひげ根を焼き、皮ごと使う。

@ゴボウサラダ
薄味のきんぴらを作りマヨネーズとすりごまを加える。
Aナガイモソース
ニンニクを熱し香りが出たら、薄切り玉ねぎと椎茸を入れ、よく炒める。
味噌大さじ1.5を白ワイン大さじ1と昆布水大さじ3で溶いて加えアルコールを飛ばしてから、
すりおろしナガイモ約300gを入れ混ぜる。
ナガイモソースはご飯にかけても絶品。
Bナガイモステーキ
ナガイモを1.5p幅の輪切りにし、じっくり焼いて甘みを引き出す。
Cグラタン
ナガイモステーキの上に、ゴボウサラダをのせ、ナガイモソース、パン粉をかけて焼く。

大好きな成香のナガイモとゴボウの美味しさを、ぜひこの春に感じてもらいたい。





写真:手前がグラタン、後ろ左からステーキ、ソース、ゴボウサラダ、ステーキの後ろにソースをかけたご飯