ズッキーニ
緑、黄、丸、しましま…色や形が様々あるズッキーニ。
味比べすると、甘味や食感も少しずつ違う。
そんな夏から秋まで楽しめるズッキーニには、思い出も色々とある。
大学時代、雌花と雄花が観察しやすく、北海道でも育てやすいズッキーニを
小学生の受粉の授業に、と提案してみた。
授業内容よりも、大量に実ったズッキーニを学内中に配り歩いた印象が強いらしく、
「ズッキーニを見ると水葉を思い出す」と、今も当時の仲間に言われる。
自分好みの焼き加減でシンプルに焼いて食べるのももちろん美味しいが、
今回は、ついつい採りそびれ大きく育ち過ぎたズッキーニの活用術を紹介。
@野菜の皮をむく感覚で、ピーラーを少しずつずらしながら、ズッキーニを細長くスライスし、
中側は適度に残しておく。
スライスしたものをさっと湯がき、軽く水気を切って、ゴマポン酢で和える。
A残しておいた中の芯はぶつ切りにして天日干しし、一口大に切ってごま油で炒め、
みそ・みりん・酒で調味する。
適度に味を含んで、しゃくっとした食感も残り、くせになること間違いなし。
かたくなった皮と大きな図体だからこその二品。
規格外の野菜を美味しくいただきたくて、新しいメニューが生まれました。