ズッキーニズッキーニ

北海道に立て続けに上陸、接近した台風で大きな被害を受けた地域も多く、本当に胸が痛む。
作物の収穫が困難な地域もあり、今回、「旬の味」について書くべきか悩んだが、
だからこそ、採れた野菜を大切に丁寧にいただく料理を紹介しようと思った。

変幻自在の夏野菜ズッキーニを使って、夏・秋のパーティー料理向けの2品を紹介。

〈ズッキーニのはさみ揚げ〉
@5〜7mm厚の輪切りにしたズッキーニに、
 ハンバーグのような肉だね(好みですりおろしニンニク、刻んだピーマンやコーンなどを加える)を
 押さえつけるようにはさみ、小麦粉、卵、パン粉を付け、140度の低温でじっくり揚げる。
A和風のタマネギドレッシング(薄切りタマネギ、すりおろしニンジン適量、砂糖大さじ1と2分の1杯、
 しょうゆ、酒、みりん各50cc、油、酢各75cc)でいただく。

〈ズッキーニとトマトの肉詰め〉
@ズッキーニは縦2等分にするか、長さ3cm筒切りにし、底を残して中をくりぬいたものを、かために塩ゆでする。
 トマトは上部3分の1をカットし中をくりぬく。
Aベーコン40g、エリンギ80g、タマネギ中2個、ズッキーニ、なす適量を5mm角に切り、それぞれ炒める。
B合いびき肉500g、塩8g、こしょう3g、卵黄1個分、パン粉20g、Aを混ぜこねる。
CBに粉チーズ50g、パセリのみじん切り少々、卵1個を加えて混ぜ、牛乳100mlを3回に分けて加えて
 へらで混ぜ、ズッキーニ、ナスも加え肉だねとする。
D@に肉だねを詰めて上に粉チーズをかけ、180度のオーブンで30分焼く。



写真:右がはさみ揚げ(奥はタマネギドレッシング)、左が肉詰め